こんにちは。ちゃんぽんと申します。
新卒カードは大企業に使うべき!といった意見や、中小企業やベンチャーで自分のスキルを磨くべき!等様々な意見で溢れかえっています。
正直、人の価値観の問題ではあるのですが、新卒で中小企業に入り第二新卒で大手企業に入った私の意見をまとめたいと思います。
結論
最初に結論を話してしまいますが、
入れるなら絶対に大企業がいい
というのが私の意見になります。どうしてこのような意見になるに至ったかを説明するため、大企業と中小企業の良い所・悪い所をまとめていきます。
大企業の良い所
- 比較的給料が高い
- 福利厚生が充実している
- 働いているだけで社会的信用を得られる
比較的給料が高い
業界や規模にもよるのですが、給料が高い企業が多いです。
また、社会的地位も高いため賃上げの機運が高まってくると大幅な給料アップをしてくれる事が期待できます。
業績が安定している企業が多いのでボーナスも高額貰える可能性が高いのも魅力でしょう。
福利厚生が充実している
住宅補助や寮・社宅などの福利厚生も中小企業より充実している場合が多いです。
給与明細に載ってこないものもありますが、あるのとないのでは年で数十万違う場合もあります。
働いているだけで社会的信用を得られる
家や車を購入するとき、多くの人はローンを利用すると思います。
大企業の従業員という事であれば、これらの審査に有利に働くため、こちらも良い点でしょう。
大企業の悪い所
- 決裁に時間がかかる
- 転勤の可能性がある
- 配属ガチャがある
決裁に時間がかかる
大企業に勤める上で一番悪い所だと思います。書類の捺印欄が非常に多いです。
平常作業であれば、決済に時間がかかる事を見込んで仕事を進めればいいのですが、突発トラブルの場合など、承認者をハンコリレーで回ることになります。
転勤の可能性がある
気にならない方もいるかもしれませんが、会社の都合で全く知らない土地で過ごさなければいけなくなる可能性があります。
家の購入などの計画が立てづらくなる等デメリットあります。
ちなみに私も転勤で福岡に来て4年が経ち、そろそろ地元の神奈川が恋しくなってきています。笑
配属ガチャがある
新卒は特にですが、配属先が希望通りになるとは限りません。特に大企業では従業員が多い分部署も多いので、希望の部署に配属される方が珍しいかもしれません。
こういう仕事をしたくてこの会社に入ったのに配属された部署では全く出来ない!
といったミスマッチが起こりやすいのが大企業の特徴でしょう。
中小企業の良い所
- 裁量が大きい
- 社員の数が少ないので、覚えやすい(覚えてもらいやすい)
- 決裁が早い
裁量が大きい
割と入社したての頃から、この仕事やってみろという事が多かったイメージです。
自分で物事を進めていくので達成感は感じられると思います。
(正直良くない部分にもなりえます・・・)
社員の数が少ないので、憶えやすい(憶えてもらいやすい)
入社式であいさつをしただけなのに、ほとんどの人が名前と顔を憶えてくれていました。
逆に従業員の数も少ないので、こちらも相手の顔と名前を憶えやすく、コミュニケーションも取りやすくなります。
決裁が早い
大企業と正反対です。上司に説明し納得さえしてもらえれば、書類を持ってハンコリレーすることはほとんどありません。
出張先での突発トラブルでも、電話で状況説明し内容を理解してもらえれば書類は後回しで仕事進めるよう指示を受けたこともあります。
中小企業の悪い所
- 人が足りなく忙しい
- 給料がよくない場合がある
- 将来に不安がある
人が足りなく忙しい
基本的に人が少ないから中小企業になっているので、業務量に対して人が足りていない場合が多いです。足りない分は残業で取り戻す必要があるため激務になりやすいです。上司としっかりコミュニケーションをとっていかないと仕事が溢れ潰れてしまう人も多いでしょう
(私も潰れた経験ありです)
給料がよくない場合がある
大企業に比べて給料が少ない傾向にあります。
大企業で平均348.3千円
中企業で平均303.0千円
小企業で平均284.5万千円
という結果になっており、大企業に比べ4万円以上中小企業のほうが不利になっています。
将来に不安がある
大企業に比べて事業規模が小さいので、需要が低下すると業績が悪化し最悪倒産するリスクも大企業に比べ高いでしょう。
また、従業員が少ない分経営陣の影響力が強いため、社長が変わった瞬間業績が悪くなったみたいな事も起こり得ます。
入るなら大企業がいい
復唱になりますが、
入れるなら絶対に大企業がいいです。
1番の理由は、大企業は中途で入りづらく、中小企業は中途でも経験があれば入りやすいからです。
中小企業では人が足りない傾向があり中途でも新卒でもとにかく人が欲しいという企業がたくさんあります。
しかし、安定した人気の大企業になると人を必死に募集する必要性が低く、どうせなら新卒を1から育てようとなるからです。